錦です。
Huaweiは、同社のフラッグシップスマートフォン Mate30/30 Proを発表しました。
仕様
SoC
SoCは、7nmのKirin 990。
CPU性能と効率がそれぞれ20%ずつ向上し、GPUは30%向上しているとこのこと。
ディスプレイ
ディスプレイには、Horizon Displayが採用されています。これは、左右のベゼルが0で且つ湾曲しているのが特徴。OLEDで6.53インチになっています。
一応、そのサイドの湾曲での操作も可能とのことで、サイドに物理ボタンはないみたいね。
カメラ
今回はカメラがぶっ潰れ性能というか変態(最大級の褒め言葉)。
まずインカメ。
インカメに関しては、まず申し分ない性能。
機能としては、ジェスチャー機能や何気に「AI Auto-Rotate」も便利そう。この機能は、ユーザーの視線に合わせてディスプレイの横とか縦とかを調整してくれるものです。例えば逆さに持てばディスプレイもそっちを下にする表示に変わるみたいな。これは便利。これまでは物理センサーだけだったよね。横向けてもしっかり自分の見てる方に向いてくれるのはありがたいかな。
問題はアウトカメラ。かなり変態(重ねて褒めています)。
3眼です。
まず、イメージセンサーがでかい。Mate30は、イメージセンサーが1/1.7インチ。iPhone 11 ProやGalaxy Note 10+が1/2.55なのに対してかなり大きなイメージセンサーになっています。その上1/1.54インチのイメージセンサーも乗っています。
そして、私が1番「ヤバイ」と思ってるのはスローモーション。FPSどれくらいだと思いますか。240?480?そんなちゃちなものでは無いんです。
なんと7680FPS。iPhone 11の32倍のFPSです。やばいですよね。1秒間に7680FPSもの写真を撮る訳ですからかなり素晴らしい。その一部分を切り出してもぶれることはありません(ただ動画ファイルも32倍なんでしょうが)。というかこのシリーズってもともと960FPSとかいうバケモンスローモーションでしたけどね。
とりあえずヤバイ技術力。パないです。
デザインは、コンデジのようなデザインですが、カメラ性能はコンデジどころか軽く一眼レフをも凌ぐレベルですね。
注意点も
やはり、注意すべき点はGoogleサービスが載らないことです。米中貿易戦争により、Huaweiは米国より厳しい制限を受けています。そのため、Googleのサービスは全く搭載されません。Google Playも例外ではなく、アプリをインストールする術ってあるのか疑問です。