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AMD、16コアRyzen 9 3950Xと第3世代Ryzen Threadripperは11月に登場すると発表

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錦です。

AMDTwitterにてRyzen 9 3950Xと第3世代Ryzen Threadripperを11月にローンチすることを発表しました。

Ryzen 9 3950X

Ryzen 9 3950Xは、第3世代Ryzenシリーズの最上位のモデルです。Zen2マイクロアーキテクチャにより、第9世代CoreよりもIPCが高く、コスパがいいシリーズの最上位です。

16コア32スレッドでTDP 105Wという驚異の電力効率も誇っています。

COMPUTEX TAIPEIののち、E3で発表されました。7nmプロセスルールで製造されます。ベースクロックは3.5GHz、ブーストクロックは4.7GHz、キャッシュは64MB

第3世代Ryzen Threadripper

Ryzen Threadripperは、ZENマイクロアーキテクチャの中で最上位のワークステーション・ハイエンドゲーミングPC向けのCPUです。現時点での最大コア数が32コアと意味不明なコアの多さ。

第3世代Ryzen ThreadripperはZen2マイクロアーキテクチャをベースとした第2世代EPYCのRomeがベースになっているとみられ、EPYCでは最大64コア128スレッドなので、最大64コアになるとみられています。ほかにも最大48コアなどの情報が出ています。

Rome通りであれば、最大8コアのCPUダイが8つで計64コアになり、I/Oダイが追加されるとみられています。

遅れ?

もともと、3950Xは9月後半に登場するとみられていましたが、いろいろな理由で遅れが出ている模様。

まず、第2世代EPYCの需要が予想以上であったためにEPYCを優先したという理由。

もう一つは、第3世代Ryzen・第3世代Threadripperを製造するTSMCの供給力。

TSMCは7nmの製造能力増強に遅れが出ているほか、TSMCに製造を委託しているもう一つの大企業Appleとの兼ね合いもあるとのこと。

Source:Vortez