錦です。
第8世代Coreプロセッサの一部として登場し、当時からCPUでライバル関係であったIntelとAMDがタッグを組んだ「Kaby Lake-G」。覚えている方も多いと思いますが、IntelはこのKaby Lake-Gシリーズの生産を終了することを明らかにしました。
Kaby Lake-G
Kaby Lake-Gは、第8世代Coreシリーズの一部で、一つのパッケージにIntelのCPUとAMDのGPUが搭載されたIntelとAMDのコラボ製品です。
IntelのCPUの品質の高さと、AMDのGPUの性能の高さが組み合わされ、dGPUなしでゲーミングノート並の性能を実現できるとして、薄型ノートパソコンなどに採用されました。
また、iGPUであるにも関わらず、4GB HBM2メモリが採用されていたりとハイエンド仕様です。
需要が別に
Intelは生産終了の理由として「需要がすでにほかのIntel製品に移行したため」としています。しかしながら、IntelラインナップにはGPUがRadeon Vegaほど高い性能を持つCPUはありません。たしかに、Gen 11 iGPUで性能は上がりましたが、流石にそこまで高くない・・・。
これが、今後そういうCPUが登場する伏線なのか、Intelが自社製品のiGPUにそれほど自身を持っているのか。真意は不明です。