錦です。
AMDは今年頭にRadeon RX 5600をリリースすると見られています。GPUにはNavi 12というコアを採用すると見られていますが、そのNavi 12と見られる「AMD 69B0:71」と題されたGPUがCompubench.comに掲載されています。
OpenCL APIの名前の項目にGFX1011と書かれていることから、採用されているコアは Navi 10とNavi 14の中間と見られています。Navi 10はGFX1010、Navi 14はGFX1012になっており、この間のGFX1011がNavi 12ということです。
「CL_DEVICE_MAX_COMPUTE_UNITS」の値が18になっていることから、ただ、実際はこの数値の2倍になるため、このGPUのCUは36コアであることがわかります。「CL_DEVICE_GLOBAL_MEM_SIZE」の値が8573157376になっていることから8GBとなります。クロックは1144MHzになっています。
実際には、ES品（テスト品）と見られるため製品には採用されませんがNavi 12のようなコアが存在する事がわかりました。ただ、RX 5500とRX 5700の間にRX 5600があるのは明らかですが、Navi 10とNavi 14の間が狭すぎるのでNavi 12が入る隙間もないような感じです。ただ、Navi 10を劣化させたバージョンまたは、Navi 14をアップグレードしたバージョンのどちらかの可能性があります。
