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Intel 10nmは年内9製品登場 7nmも順調 具体的な投入時期も明らかに

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錦です。

WCCF Techによると、Intelは10nmのイールドについて、予想を上回っていると発表しました。その上、2020年内の10nmプロセスの製品シリーズや、7nmプロセスの状態についても言及しました。

2020年の10nm

Intelの10nmプロセスルールの製品シリーズは現在、Ice Lake-U/Yのみが市場に流通しています。

2020年には10nmの製品の拡充が行われるとのこと。そもそも、10nmプロセスルールは、最適化された10nm+プロセスルールが2020年内に登場します。すでにTiger Lakeが明らかになっており、年内に製品化されます。

Intelの公式発表によると、2020年にはTiger Lake含め9種類の10nmプロセスルール製品をリリースするとのこと。この9つというのにはIntelのdGPUであるXe DG1が含まれているものと見られています。Intelはこの他、Comet Lake-Sや、Rocket Lakeなどの14nmプロセスルールのリリースも年内に控えています。

7nm

Intelの7nmは、Ponte Vecchioというコードで開発されているGPUから投入され、Intelによると、2021年第4四半期登場に向けて順調に進めているとのことです。

7nmの具体的な投入時期が新たになったということは、新たな情報で、実際に7nmが拡充されていくのは2022年になりそうです。Coreの世代に当てはめると、第13世代あたりの7nm登場と見られます。

7nmが登場すると、2019年から続くと見られる10nmと14nmの並列投入が終了し、14nmのU/Y/S/H/Xシリーズと、10nmのU/Y/Xシリーズがそれぞれ7nmに集約されます。これが実現すると、第8世代から続く開発コードの乱立にも終止符が打たれることになりそうです。

WCCF Tech