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Comet Lake-Sの最上位モデル i9-10900KはRyzen 9 3900Xと同じ性能?ベンチマークスコアが流出

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錦です。

まもなく登場と見られているComet Lake-Sの最上位モデル Core i9-10900Kのベンチマークスコアが流出しました。ソースは毎度おなじみ_rogame氏です。

今回流出したのは、Z490マザーに搭載されたi9-10900Kで、3DMark Firestrikeの結果になります。

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10900Kのスコア(GPUにはRTX 2080Tiが採用)

Core i9-10900Kの仕様は以下のようになっています。

  • 最大4.8GHzの全コアブースト
  • 最大5.3GHzのシングルThermal Velocity Boost
  • 最大4.9GHzの全コアThermal Velocity Boost
  • 最大5.2GHzの Turbo Boost Max 3.0
  • 10コア20スレッド
  • DDR4-2933 2ch

Intelのi9-10900Kでは27536というスコアでしたが、AMDRyzen 9 3900Xでは、30415というスコアになっており、3900Xのほうが5%高いスコアになりました。実際にクロックが高いのはIntelで、IPCが高いのがAMDということが明らかになった結果になりました。


IntelのComet Lake-Sは依然としてSkylake系統のコアを採用しており、Ryzenが登場後コア自体のアーキテクチャの改善が含まれていないため、IPCは向上しておらず、IPCと微細化で勝負しているAMDに比べると非常にIntelが弱い事がわかります。

ただ、Intelとしてはクロックがある程度高いので、熱問題をどうにかすれば、Ryzen並の性能が出るはずです。今後、Intel 10nmのデスクトップCPUがCore S向けに登場するのか、はたまた7nmまで待たないと行けないのか。Intelの場合、クロックは高いので、IPCさえ上がってしまえばAMDにも勝るはずなんですがね、、、、どうもそうかんたんには行かない様子です。Cove系のTiger Lake-S・・・・。最近、Tiger Lake-Hの情報もあったから期待していしまいます。

AMDRyzenというしっかりとした対抗馬が登場したおかげで、AMDもさることながら、Intelもなかなか性能向上の速度が早いですね。その速度は7700Kを不遇のCPUにしてしまうぐらい・・・・(泣)

Comet Lake-Sは4月に登場すると見られており、すでに初回に登場するSKUもリークされています。

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