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モバイル向けのGeForce RTX 30 Max-QとMax-Pシリーズが年始に登場へ RTX 3060 Max-Qも

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錦です。

Wccftechによると、GeForce RTX 30シリーズのモバイルモデルであるMax-Q/Pデザインモデルがリークされました。

Max-Q/Pデザインは、コア数などの機構はおおよそそのままで、クロックを下げて、モバイルでも耐えうる消費電力を実現したものになります。Max-Qが効率を、Max-Pがパフォーマンスを重視したものになっているようです。

詳しい仕様はわからず、ラインアップのみがリークされています。

Max-Pは前述の通り、パフォーマンスを重視したものになっているようで、今回のラインナップでは唯一このMax-Pを冠しているRTX 3060には、Max-Qモデルもありますが、性能的にはMax-Pのほうが上位のようです。

使用されるGPUコアについては、RTX 3080 QにはGA102が、RTX 3070 QにはGA104が採用される見込みで、RTX 3060のMax-Q/PについてはGA104またはGA106のコアが採用されると見られます。もしかしたらPにはGA104が採用されて、QにはGA106が採用されるということもあるかもしれません。

消費電力について具体的な情報はありません。デスクトップ版のようにTGPが跳ね上がるか、RTX 20 Max-Qシリーズの消費電力を維持するかはわかりません。ただ、Max-Q/Pに分けられていることを考えると、Max-QがRTX 20シリーズの消費電力を踏襲し、Max-Pの消費電力が上がると考えることもできます。ただ、現時点でMax-PがリークされているのはRTX 3060のみで、RTX 3080とRTX 3070はMax-Qモデルのみの展開となっているようです。RTX 3080のMax-Pはおそらく消費電力が大きくなりすぎてしまうためだと見られています。RTX 3070は、、、将来的にMax-Pが追加されてもおかしくはなさそうです。そして、消費電力の関係で、RTX 3080 Max-QのメモリもGDDR6Xではなく、GDDR6の可能性があるとのこと。

競合製品となるのは、IntelのDG1とDG2、AMDRadeon RX 6000シリーズのモバイル版ということになります。

RTX 30 Max-Q/Pモデルの登場は年始にオンラインで開催されるCES 2021と期待されており、CES内で搭載製品が発表され、2021年の前半に普及していくと見られます。最も主流となる組み合わせは、こちらも来年登場の最大8コア16スレッドのTiger Lake-Hとの組み合わせと見られています。


RTX 3060 Max-Q/Pの仕様の予測は、RTX 3060の登場を待たないとわかりませんが、実際にRTX 3060がいつ出るかも定かではありません。すくなくとも、まもなくRTX 3060 Tiが登場するのではないかと囁かれていますが。

そして、RTX 3090のMax-Qモデルは流石にありませんでしたね。逆に搭載されたとして、それに耐えれる設計のパソコンが有るのかって話ですけど。