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Apple M1チップの外部ディスプレイの詳細な仕様が明らかに EIZOが公開

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錦です。

EIZOは、先月発表されたApple M1搭載Macのディスプレイの仕様を公開しました。

Apple M1チップ搭載MacとEIZOモニターの互換性 | EIZO株式会社

同社によると、これらの事項はEIZOに限らず、すべてのPCモニターが対象になるとしています。

Apple M1の外部ディスプレイ仕様

最大接続台数

最大接続台数については、Appleの公式発表通り1台のみで、2台以上接続しても1台は表示されないとのことです。

カラーフォーマット

Apple M1チップ搭載Macでは、出力される映像信号のカラーフォーマットがYUVリミテッドレンジとなり、階調飛びが生じる場合があるとのこと。Intel MacではHDMI接続でこの問題が発生していましたが、Apple M1 MacではUSB-C接続やDisplayPort変換接続でも発生するようになったそうです。

EIZOは、同社のColorEdge製品でYUVフォーマットを非対応とする信号フォーマット設定をすることで、この問題を回避できる可能性があるそうです。

カラープロファイル

macOSが自動生成するカラープロファイルが、モニターの色域やガンマ値と一致しない場合があるとのことで、カラーフォーマットの問題と同様、一部のColorEdge製品では信号フォーマット設定を変更することで、問題を回避できる可能性があります。

縦表示

縦方向に表示すると、低解像度のぼやけた表示になるとのこと。解像度を変更したりしても、モニターの推奨解像度が出てこないとのことです。

ただし、キーボードの「Option」キーを選択することで、解像度の選択肢が増えて推奨解像度を選択することができるようになるそうです。


EIZOは、最大接続台数の問題を除き、今後のmacOSのアップデートで改善する可能性があるので、macOSを最新の状態に保つことを推奨しています。