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錦です。

reseteraに掲載されたリークによると、Nintendo Switchの上位モデルと見られる「Nintendo Switch Pro」の一部の使用がわかりました。

Switch Pro

リークによると、Nintendo Switch Proは「Aula」というコードネームで呼ばれており、リーク自体はSwitchのファームウェアからの情報です。

SoCにはコードネーム「Mariko」のTegraが搭載されているとのこと。ちなみに、Marikoという名のSoC自体は、Switch Liteや2019年夏に発売されたSwitchのアップグレード版にも採用されており、SoCのアーキテクチャについての大きなアップデートはありません。おそらく仕様としては、CPUが8コア（Cortex-A53×4 + CortexA57×4）になります。GPUのコア数は256コアと捉えるのがいいのでしょうか（少なくとも128コア）。GPUのアーキテクチャはMaxwell。GTX 700番台やGTX 900番台と同じアーキテクチャになります。ちなみに、製造プロセスは、TSMC 16nmになると思います。

そして、ディスプレイがOLEDに強化されているとのこと。ただし、解像度は強化されても、4Kまでは高くないとのこと。Switch自体には4Kのサポートが追加されますが、4Kの再生・出力自体はRealtekの「4K UHD マルチメディアSoC」によるものになる模様。でこのRealtekのSoCはSwitch本体ではなく、一緒にリリースされるドックに搭載される可能性が高く、タブレットモードでは4Kのサポートはないようです。つまり、TVモードでのみ4K出力が可能とのことです。

詳細な仕様と登場時期

こちらの情報は内部文書のリークによるものですが、その文書にタイプミスなどがあるので、信ぴょう性に疑問があります。がお伝えします。

Please be real. pic.twitter.com/MELdryhGn6
— Gothalion (@Gothalion) 2021年1月5日

この文書はCES期間中の1月11日のNintendo Direct（未発表）についての文書になっています。この文書には、Nintendo Switch Proの仕様が書かれているので、書き出します。

2021年4月23日発売
4K TV Support（4KのTV対応）
Dock Pro
Joy-con Pro
Bluetooth Audio Support（Bluetoothオーディオのサポート）
High definition screen（高解像度画面）
256GB
NVIDIA DLLS 2.0（DLSSの打ち間違い？）
Price:399$

この情報が正しければ、結構面白いですよね。まず、Dock Proっていうのが、前述の「Realtek 4K UHD マルチメディアSoC」を搭載するドックであると考えられます。Joy-conも変わるっていうことは、もしかすると筐体のサイズも変わる可能性があります。高解像度画面は4Kのことを指しているのでしょう。

そして、DLSS。文書にはDLLS 2.0と書かれていますが、NVIDIAにDLLSなんてテクノロジーはありませんので、名前が酷似しているDLSSと捉えていいでしょう（ここ間違えるか・・・？）。DLSSは、NVIDIAの機械学習の技術で、RTX 20番台からゲームにおいてのFPS向上や高解像度に貢献しています。TegraのMaxwellが4Kゲーミングに耐えられない仕様に近い可能性を考えると、4Kゲーミングについては、DLSSで補足する可能性もあります。

MaxwellでTensorコアが動作するなんて考えられないんですが。