錦です。
Qualcommは5G対応のミドルレンジ向けSoC「Snapdragon 780G」を発表しました。
仕様
CPUには、最大2.4GHzで駆動する「Kryo 670」が、GPUには「Adreno 642」がそれぞれ搭載されています。AIエンジンは12TOPSの性能を持っている「Hexagon 770」が採用されています。メモリは最大16GBのLPDDR4をサポート。CPU性能は40%向上するとしています。
カメラの仕様については、3眼の25MP あるいは 最大64MP+20MPの2眼 あるいは 最大192MPのシングルカメラが利用可能。スローモーションは720p480fpsをサポートする他、84MPで30FPSの動画撮影ができます。HDR10+にも対応します。ISPには「Spectra 570」が搭載されています。
ワイヤレス
5Gはsub-6のみの対応となり、最大下り3.3GHzになります。内蔵モデムにはSnapdragon X53が搭載されているようです。
ワイヤレスコネクトについては「FasConnect 6900」が採用されており、Wi-Fi 6EとWi-Fi 6に対応します。Wi-Fi 5以下 802.11 a/b/g/nにも対応します。また、Bluetooh 5.2がサポートされています。
製造プロセス
製造プロセスには5nmが採用されています。ミドルレンジでは初めての採用になります。
Snapdragon 780Gが搭載されるデバイスは今年第2四半期に利用可能になるとしています。