錦です。
HXL氏(@9550pro)氏がIntelのワークステーション向けCPUのロードマップをリークしています。
🤔intel WS pic.twitter.com/jksoYIXApT
— HXL (@9550pro) 2021年4月16日
これは、どこの写真でしょうか・・・。記者会見・・・奈良情報出てるだろうし。マザーボードメーカーに向けた発表会かな?
Alder Lake-S
Alder Lake-Sは第12世代Coreプロセッサになっており、先日発売された第11世代「Rocket Lake-S」の後継となるシリーズです。
今回リークされた1枚目の画像によると、「21Q3」の後半にAlder Lake-SのXeonがリリースされることが明らかになりました。位置的にみて9月頃と見るのが妥当でしょうか。SシリーズのXeonは基本的にCore i5/i7/i9などのコンシューマー向けが出たあと二登場するので、第12世代Core自体は9月までに登場すると見ていいでしょう。
Intel W680チップセットと最大16コア、125W・65W・35Wになります。ソケットはLGA-1700ソケットで20レーンのPCIeを持っています。
Alder Lakeはbig.LITTLEのような構成を取り、Core系統の高性能コア「Golden Cove」と、Atom系統の高効率コア「Gracemont」の2つのコアによって構成されています。 生産について、高性能コア8コア+高効率コア8コア(8+8)構成のCPUは今年35週目に、高性能6コアのみ(6+0)構成のCPUは今年41週目に製造が開始されることになるようです。
Xeon W-3300
現在Mac Proに搭載されている、メインストリームのワークステーション向けXeon「Xeon W-3200」の後継となる「Xeon W-3300」シリーズの情報も添付されています。
最大コア数は28コア56スレッドから38コア76スレッドになるとのこと。Xeon W-3200が「Cascade Lake-SP」をベースにしているように、Xeon W-3300は「Ice Lake-SP」をベースにしています。
Ice LakeのSunny Coveコアはプロセスルールの問題から4.1GHz以上のクロックを出すことができません。そのため、Xeon W-3300では最大クロックが4.0GHzとなっています。Cascade Lakeが最大4.4GHzだったのでクロックが下がっていますが、実際にはSkylake系統からSunny Coveにアーキテクチャがアップデートされているので性能自体は上がっていると見ていいでしょう。
またメモリが8ch DDR4-3200までのサポートとなっており、最大4TBのメモリをサポートしています。PCIeもGen 4に対応しているようです。
via VideoCardz