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【Ryzen 6000】Zen 3+世代「Warhol」がキャンセルされた可能性 ~ 次はRyzen 5000XTシリーズが登場する・次期Ryzenシリーズは5nmのZen 4世代になる

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錦です。

ExcutableFix氏Bullsh1t_Buster氏によると、Zen 3の後継となるZen 3+世代のメインデスクトップシリーズ「Warhol」がキャンセルされた可能性があることがわかりました。

ExcutableFix氏は「Warhol」が現行の「Vermeer」の後継として予定されていることはわかっているが、「Warhol」の後継である「Raphael」のリークが多数出ているのにも関わらず「Warhol」の情報が一切出てこないことを挙げ、キャンセルされたことを示唆しました。

Bullsh1t_Buster氏は、「Warhol」がキャンセルされたと明確に書いてあります。同氏のツイートにはZen 3+の代わりの情報もあります。

Zen 3+世代は、TSMC 6nmプロセスを用いて製造される世代とされています。AM4ソケットをサポートする最後の世代で、既出の情報ではCPUシリーズはAM4ソケットのままなものの、APUシリーズはAM5ソケットになりDDR5のサポートが追加されるとされていました。しかし、今回のキャンセルが正確な情報だとするならばRyzen 5000シリーズが最後のAM4ソケット対応製品になります。

Zen 3 XT

Zen 3+は計画の途中で中止されましたが、実質的に次に登場するデスクトップ向けCPUは「Vermeer Refresh」ということになるそうです。

Refreshと書いてあるようにRyzen 5000シリーズ「Vermmer」のリフレッシュ版になっています。昨年「Matisse Refresh」が登場したようにRyzen 5000XTシリーズになる予定です。このシリーズでは、Ryzen 5000Xシリーズからクロックを向上した製品が登場するはずです。

「Vermeer Refresh」は直近では登場する予定がないとされています。個人的には今年の後半、年末の登場になると思いますが。少なくとも2021年に新しいアーキテクチャを採用したAMDのCPU製品が投入されることはなさそうです。

世代はどうなるんだろうか

ここから先は私の疑問ですが、Ryzen 6000シリーズとして計画されてきたものがキャンセルされました。ただ、今回の情報「Warhol」のキャンセルだけなんですよね。APUシリーズとなる「Rembrandt」のキャンセルには触れられていません。Zen 3+がキャンセルになったのか「Warhol」だけがキャンセルになったのかが気になります。

あと、もしも「Rembrandt」もキャンセルになっていたとするならば、Zen 4世代は7000番台になるのでしょうか、それとも6000番台になるのでしょうか。これは今後の情報に期待ですね。。。

via Wccftech