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AppleがTSMC 3nmの9割もの製造容量を獲得したとの報道

錦です。

MacRumorsによると、AppleTSMC 3nmプロセスの製造容量において9割近くを独占していることをDigiTimesが報じています。

TSMC N3

TSMC 3nm(N3)プロセスは、TSMCが昨年末から量産を開始した同社の最新プロセスルールで、AppleAMDIntelが採用すると見込まれているものです。

この内、Appleが最初に製品としてN3を採用すると見られており、早ければiPhone 15 Proシリーズ(仮称)に搭載されるであろうApple A17 Bionic(仮称)や、次期Apple Mシリーズ「Apple M3」(仮称)に採用すると見られています。つまり製品としては遅くとも秋には登場することになります。

TSMCの製造容量がAppleによって独占されるのはこれが初めてではなく、というか最新プロセスの100%の製造容量をAppleが持つこともあり、正直このニュース自体はいつもどおりという感じです。

ただ、問題なのがAMDが早ければ来年前半にもRyzen 8000シリーズ(仮称)に採用されるZen 5 CPUでN3プロセス(あるいはN3E/N3P)を採用する可能性があり、AMDで供給が不足する可能性があります。AMDはこれに対応するためか、TSMCと並んで半導体製造大手のSamsungとも交渉を進めていることが伝えられています。

Intelは、N3の採用についてMeteor Lakeの後継(Arrow Lake)のtGPUになるとしており、こちらは2024年後半に登場する見込み。同様にIntel Arc Bシリーズについても早くとも来年後半登場と見込まれています。

NVIDIAについてもリリース周期的には来年後半にAda Lovelace・Hopperの後継が登場し、これがN3世代で製造される事になりそうです。

AppleによるTSMC製造容量の独占状態は長くとも半年程度である程度収束します。ただ、Ryzenの登場時期によってはまたCPU周りでは供給の部分で混乱が起きる可能性も考えられます。

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