錦です。
MacRumorsがAppleの情報でおなじみの著名アナリスト Ming-Chi Kuo氏の最新のレポートを取り上げています。
レポートはMacBook Proに関するものになっており、14.1インチ(13インチの後継)と16インチのラインナップになっているようです。
Appleが今年後半に発表するMacBook Proについては、ポートの変更があるとのこと。現在、MacBook Proには最大4基のThunderbolt 3ポートとイヤフォンジャックのみという拡張性が低いポート構成になっていますが、同氏によるとSDカードリーダーとHDMIポートを搭載するとしています。SDカードリーダーの主要サプライヤーは台湾・Genesys Logicになるとのことです。
同氏が先月公開したレポートには、分離型電源ケーブルを備えたMagSafe充電コネクタが搭載されていると記されているので、これによってHDMIポート・SDカードリーダー・MagSafeが新たに復活することがわかります。
Thunderboltポートには触れらておらず、Thunderboltポートの数は変わらないとみられます。
これまでに出ている情報
少し情報が増えてきているので、ここでMacBook Pro 2021の情報をまとめたいと思います。
MacBook Proのラインナップが13.3インチと16インチだったのが14.1インチと16インチになることがリークされています。そして、デザインが変更されて、iPhone 12のようなフラットエッジの筐体になる模様です。
また、TouchBarが廃止されることもうわさされています。
チップについてですが、現在残っている13インチの上位モデルと16インチを含めてすべてApple Siliconに置き換えられIntel CPうのオプションは用意されないとのこと。16インチのディスクリートGPUには言及はありませんが、1月にAMDのCEO Lisa Su氏が今後もAppleとGPUの開発で協力していくという発言があることから、AMD GPUが引き続き採用される可能性があります。
搭載されるチップは12コアCPUと16コアGPUを備えたApple M1Xチップ。最大32GBのRAMを搭載できます。小型モデルである14インチですが、現行のM1 MacBook Proがどうなるのでしょうか。13インチが残るのか、下位モデルも同時に14インチになるのか。
と、こんな感じになっています。ポートとTouchBarの廃止によるファンクションキーの復活は、2015モデルを彷彿とさせるものであり、ある種の原点回帰のような・・・。ただ、USB TypeAが復活するという話が全くないので、廃止されたのでしょう(というか業界全体でUSB TypeAを廃止しようとしてない?)。
2016年以来のモデルチェンジになりますが、Apple Silicon 第2波となるこれらのデバイスがApple Siliconの特性を生かしてどんなものになるかが楽しみです。