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M1 iMacのデザインにはあのジョナサン・アイブ元CDOも参加していたらしい

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錦です。

Appleが先月発表、先日発売した新型iMac 24インチですが、WIREDによると、デザインの大幅な刷新には2019年にAppleを去った元最高デザイン責任者(CDO)のジョナサン・アイブ氏が関わっていた事がわかりました。

ジョナサン・アイブ氏は、iPhone 6や最近MacApple WatchなどのApple製品のデザインの他、Appleの本社Apple Parkを設計したことでも有名です。特に、Steve Jobs Theatreの設計は、本業の人からは狂気ともいわれたそうです。

ちなみに、以前まで製品の登場時にデザインのこだわりについての商品紹介動画がありました。アイブ氏の退職以降はなくなってしまいましたが。ここでは、Appleがデザインの点でどこをどうこだわっているのかが詳しく説明されていました。そのナレーションを務めていたのがアイブ氏です。というか、Appleのこだわりというよりかは、デザイナーとしてのアイブ氏のこだわりの部分が大きいです。彼の声は、非常に聞き取りやすく、耳障りがよいダンディーないわゆるイケボというやつで、個人的には毎度楽しみにしていました(顔もかっこいい)。

そんな、アイブ氏は2019年に1992年から実に30年近く在籍していたAppleを去り、同じくAppleのデザインチームにいたマーク・ニューソン氏とともにLoveFromというデザイン会社を設立し独立しました。LoveFromの顧客にはAppleがおり、今でもアイブ氏がデザインに関わっていることは驚くことではありません。ただ、AppleとLoveFromがどれほどの関係でつながっているのかはわかりません。少なくとも、以前のようにアイブ氏がデザイン部門を率いているわけではないので、彼の考えは以前よりも反映さなくなっているのも確かです。

基本的に製品の設計というのは何年も前から行われるものです。なので、まだアイブ氏がAppleに在籍していたときにiMacの開発自体は始まっていたものと見られています。アイブ氏がどの部分まで関与していたかは不明ですが、こう、最近名前を聞かなかったので、Appleのプロダクトでアイブ氏の名前が聞けて、なんか、ちょっと嬉しいです。


M1 Macの登場により、iMacはデザインが大きく変わりました。オールインワンという精神ははるか昔のiMac G3からずっと引き継がれており、当時のパステルカラーの多色展開に、Intel iMacでできたアルミ筐体を組み合わせた「iMacの究極体」がiMac 24インチになっています。

おそらく、Apple Siliconへの以降はデザインも同様にアップデートする流れになっているようなので、アイブ氏のデザインは徐々に消えつつありますが、彼が残した伝統というか、DNAは今のApple製品にも今後のApple製品にも受け継がれていくのだろうなと思います。

via MacRumors

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