錦です。
Eurogamersが、先日発表された有機ELを搭載したSwitchの完全ではありませんが、公式よりも少し詳しい仕様を掲載しています。
ディスプレイ
まず、今回の最も大きなアップデートとも言えるディスプレイの変更点から。
同サイトでは、本質的にSwitchのハンドヘルド(タブレットモード)におけるエクスペリエンスが2倍にしているとのことです。ディスプレイは6.2インチから7インチへ大型化しているうえ、OLEDによりより鮮やかで遥かに高画質の画像を提供できるようになっていますが、HDR機能は搭載されていないとのことで、あくまでも「液晶よりきれい」にとどまっているようです。
解像度はまだここではわかっていません。発売前に登場したリークによると720p(1280 x 720)となっていますが(この情報が正しければ密度は下がりますが、対して気にならない程度です)。
SoCとRAM
SoC(プロセッサ)は従来と変わらず「Mariko」というコードネームで開発されるものになっています。駆動スペックは1.02GHzで変わらず。当時の1GHzっていまのやつと比べるとかなり厳しいとおもったんですが(今日のタイトルが平気で動いているところを見ると、ソフトの作り方ってかなり空付されてるんだなって感じています)。GPUもMaxwell世代の最大768MHzとなっており、ある程度の性能しか持ち合わせていません。
Mariko(T214)はCPUが最大1.9GHzに、GPUが最大1.267GHzに高めることが出来ますが、後述のバッテリの駆動時間が変わってないところを見ると全くクロックも変わってないみたいなので、性能は全く変わらずですね。
ただ、これはディスプレイが720pで低解像度だったから実現できたことであり、TVモードでもフルHDまでという解像度だから実現出来ていると指摘されており、今後、Switchの市場が開拓されていくにつれて性能不足が出てくる恐れがあり、課題となってくるともいわれています。
そして、RAMですが、以前お伝えしたとおり4GBとなっています。SoCがMarikoのままなことを考えると、LPDDR4Xを搭載していると考えるのが妥当でしょう。
バッテリ容量
新型Switchのバッテリー容量は4310mAhで従来と変わりはありません。駆動時間も4.5時間~9時間とこちらも変更はありません。
有機ELを搭載しているので液晶よりも消費電力が少ないようにも見えますが、どうも大した差ではないようです。
8GB RAMの検証機
同じソースにある検証機についてはこちらのエントリをご覧下さい。