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AMDのCEO、年内のチップ供給について「かなりタイトな状態が続く」 ~ ただし四半期ごとに生産能力を増強していることを明らかに

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錦です。

Barron'sにAMDのLisa Su CEOへのインタビュー記事が公開されています。

インタビュー

今回のインタビューはAMD CEOとしてのLisa Su氏に対するインタビューなので、AMDの経営方針などが扱われています。特に、AMD昨年10月に買収を発表した米サーバー向け半導体大手のXilinxについてのインタビューも多いです。

チップ不足について

で、やはり話の内容として上がったのは新型コロナによる半導体不足。Su氏は、過去12ヶ月について、AMDの需要に対する積極的な期待さえも遥かに上回る需要があったとし、生産容量を増強し続けることが重要だと強調しました。そして、今後の見通しについて、年内は「かなりタイトな状況が続く」としました。

それに加えて、同氏は四半期ごとに生産能力を増強しているので、それごとに生産量が増えることに間違いはないと強調しました。

チップ価格は減少に

パンデミックによって半導体の価格は大幅に向上しました。特にRadeonGeForceは、新型コロナの需要に加えて、金融緩和などに伴うマイニングブームをきっかけに通常価格の3倍以上に価格が跳ね上がり、一時ミドルレンジのグラフィックカードが18万円にまで高騰するなど、供給不足が深刻化しました。

ただし現在は、ファウンダリの生産能力の増強や、マイニングのブームが過ぎ去りつつあること、マイニング制限がGeForceに導入されたことなどでGPUの価格は下落に転じ、PCGamerによると、一時 希望小売価格比304%まで跳ね上がったものの、現在は153%程度まで下落しているとのことで、状態は改善されつつあります。

関連リンク・参考・出典

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